20230727 |
読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/ |
47年前のタイムカプセル 今秋に封へ卒業生情報募る 島原・第二小 |
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20230727 電子版 https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20230726-OYTNT50203/ |
「47年前のタイムカプセル」卒業生の情報求む… 島原の小学校、今秋に開封計画 2023/07/27 09:12 タイムカプセル開封に向け、説明会で協力を呼びかける高尾さん(左) 約50年前に長崎県島原市立第二小の全校児童が残したタイムカプセルの開封に向け、 当時の6年生有志が実行委員会を組織して準備を進めている。 今秋に開封式を予定しているが、当時の卒業生の一部にしか連絡が取れておらず、 情報提供を呼びかけている。(小川紀之) タイムカプセルは1976年3月、同小の創立100年記念事業の一環で1〜6年生が残した。 そのことを覚えていた当時6年生の高尾絵美さん(60)は、昨年末頃から同級生に相談。 開封のための実行委員会を発足させた。 「詳しく覚えていないけど、作文を埋めたと思う」と振り返る。 ただ、保管場所は覚えていなかった。 そこで、図書館に通って地元紙などを調べたところ、当時の記事を発見。 校庭にある「創立100年記念碑」の中に収めていたことを突き止めた。 さらに、50年後に開封する約束だったこともわかった。 今年は収めてから47年だが、創立150年の節目に合わせ、今秋開封することにした。 カプセルの中身は全員に渡す予定だが、高尾さんが卒業した当時は、 児童一人一人を紹介したアルバムや名簿はなく、一部の人にしか連絡が取れていない。 卒業後の進学先が第一中、第二中に分かれてしまうこともあり、 同窓会を開くようなつながりを保つのも難しかったという。 捜しているのは当時の1年生(1968、69年生まれ)〜6年生(63、64年生まれ)。 情報を集めるため、SNSでタイムカプセルの開封計画について発信しているほか、 4、6月には市内で説明会を開催した。 高尾さんは「開封式では全員に中身を手にしてもらい、思い出を語り合ってほしい」と話している。 8月中に記念碑から取り出し、11月19日に開封式を行う予定。 開封工事にかかる費用の寄付も募っている。 詳細は公式ウェブサイト(https://0957.info/2sho/)へ。 |